文化財の貸与 2019年3月11日(月)

東京国立博物館収蔵品貸与促進事業「再発見!いたばしの遺跡 ~いたばしの旧石器時代・縄文時代~」(@板橋区立郷土資料館)をご紹介します(終了しました)

   文化財活用センターでは、地域文化の創生や観光の振興に寄与するため、東京国立博物館と共同で「収蔵品貸与促進事業」に取り組んでいます。

これは、地方公共団体の博物館・美術館に対し、文化財活用センターが作品輸送費用等を負担し、東京国立博物館の収蔵品の貸出を行う事業です。

 1月19日(土)より板橋区立郷土資料館(東京都板橋区赤塚)において開催中の企画展「再発見!いたばしの遺跡 ~いたばしの旧石器時代・縄文時代~」では、板橋区の小豆沢貝塚から出土した「深鉢形土器」(縄文時代(後期)・前2000~前1000年、J-23165)をはじめ、本事業により東京国立博物館から6件の作品をお貸出ししています。

 板橋区内には茂呂遺跡や稲荷台遺跡など、全国的に知られる重要な遺跡が数多く存在しています。本展では、区内から出土した旧石器時代と縄文時代の資料を紹介することで、当時板橋で暮らしていた人々の生活に迫ります。

 3月24(日)までお楽しみいただけます。機会がありましたら是非、板橋区立郷土資料館を訪れてみてください。
詳細は 板橋区立郷土資料館ウェブサイトをご覧ください。


主な貸与作品

 
 

深鉢形土器 東京都板橋区 小豆沢貝塚出土
縄文時代(後期)・前2000~前1000年 東京国立博物館蔵(J-23165)