四季花鳥図屏風 右隻(部分)
四季花鳥図屏風 右隻
四季花鳥図屏風 左隻
四季花鳥図屏風 右隻(第1~2扇)
四季花鳥図屏風 右隻(第3~4扇)

複製品詳細

名称 四季花鳥図屏風
ふりがな しきかちょうずびょうぶ
員数 6曲1双
複製材質等 和紙に印刷
複製制作年 2020
複製制作 キヤノン株式会社

原品詳細

指定 重要文化財
作者出土地等 伝雪舟等楊
原品所蔵者 東京国立博物館
原品材質等 紙本着色
原品時代・世紀 室町時代・15世紀
原品機関管理番号 A-12335

作品解説

雪舟筆という伝称をもつ花鳥図屏風は、最も雪舟の筆意に近く古様な作風を示す小坂家本、前田育徳会本をはじめとして十数種あるが、どれも筆致や構成などに差があって、その多くは雪舟の弟子の世代に制作されたと推定されている。本図は、花や木、鳥、岩などを前景に平面的に構成するために奥行きがあまり感じられない。また左隻の中心に大きな梅樹を据えていることは先の両本にみられない特徴である。これらの特徴は、桃山時代障屏画へとつながる新しい傾向を示しており、そこに雪舟系の花鳥画の変容がうかがえる。  ―e国宝解説より

 

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